インド,歴史の旅 ガイドブック - 悠久の歴史を訪ねて - 紀行 本 書籍,DVDの紹介,評価,安売り価格

インド料理の奥深さがよくわかる　評価：

読み終わってから、本書が青少年向けの「ジュニア新書」シリーズだということに気がついた。
正直、普通の岩波新書だと言われても気づかなかったかもしれない。
そんな、大人も十二分に楽しめる良書です。
著者は、インド滞在暦も長いインド専門家。
しかも、家庭でもスパイスを配合してカレーを作ったりするという。
それだけに、本書の記述は臨場感にあふれ、かつ豊富な歴史・文化知識に裏打ちされたしっかりしたものになっている。
カレーについて語るのに、これほど適任な人もいないだろう。
それにしても、インド料理の奥深さはすごい。
ものすごい量のスパイスの複雑な組み合わせ。

料理人の数だけインド料理がある　評価：

私は海外にいくとほとんどインド料理店と広東料理が夕食の定番です。
インド料理は、初日はrogan josh, ２日目はvindaloo,３日目はbyriani（？？）、4日目は、キーマといった具合です。
というわけで、普通だったらこの種の本はパスしてしまうのですが（読むよりは食べた方がいい！）、どういうわけか著者の経歴を見て懐かしくなって読んでしまいました。
著者はインド史の専門の学者でインドには前後通算して８年も滞在した人物です。
それも最初の滞在は１９６１年というはるか彼方の伝説の時代です。
中にはウーティのYWCAでのanglo indianのおばさんとの交流まででてくるほどです。

賢い会話術を身につけるための本　評価：

CDを一度聞いた印象は正直、ちょっと簡単かな？と思いましたが、筆者の意図は、英語の知識はあっても会話を成立させることが往々にしてできない日本人のための本ということなので、納得しました。
それぞれのフレーズごとに、「文法的には正しくてもこのような状況で使うとこっけいな印象を与えてしまう」、「会話について行けなくなったらこのフレーズが便利」など、会話を成立させるためのテクニックが、ネイティブならではの視点で取り上げてあり、とても参考になります。

ぜひ「練習帳」２冊とセットで　評価：

『なるほどフレーズ100』は、たしかにわかりやすい本だが、会話が200（100×2）個しかないし、ＣＤも日本語での説明が多いので、使えるようになるためには、やはり練習量が足りない。
ぜひ『なるほど練習』『ペラペラ練習帳』と３冊セットで取り組みたい。
自動車教習に例えれば、『なるほどフレーズ100』は教室でのお勉強、２冊の『練習帳』は、仮免で実際に運転しながらの練習にあたる。

正攻法にてインドを語る　評価：

「北インド」の姉妹編。
前半は歴史を概説して文化へと分かりやすく述べられています。
後半は観光ガイド。
訪れても面白味が欠ける町はそう明記してあるので、客観的な記述が良い印象を受けます。
ページ、表紙カバーともに厚紙を使用。
よってガイドブックとして持参するよりも事前に調べる用途に適しています。
ただ、後半は写真はすべてモノクロですし、初版から十年以上経過して今日のインドを伺い知れない内容の古さも散見します。
「北インド」、「南インド」ともに揃えると結構なお値段になるのも減点。
インド史に重点を置いて基礎から学びたい方には、当シリーズは楽しく読めて右に出る書はありませんが、インドを訪れてみたいと思うような訴求力はやや欠けていると、残念ながら言わざるえません。

インド史の概説本としても優れている　評価：

インドの歴史文化についての分かりやすい入門書的な本が少ない中、うまくまとまった良書である。
前半は比較的丁寧な北インド史を概括できる。
後半は北インドの各地方･都市をピックアップして紹介してある。
文化的なコラムなどもあり、インド入門書として使える。
写真もふんだんに使ってあり、ビジュアル面でも十分満足できる。

インドぎっしり☆　評価：

カラー写真に地図に満載でわかりやすくインドの宗教、食文化、その他満載で手に取るようにインドが見えました！とにかく写真きれいです！

豊富な資料がよいです。　評価：

インド絵画についての本はたくさんありますが、「細密画」だけに絞った本は、初めてといっていいくらいです。
この本は「バローダ博物館」より絵画を借りていて、細密画が豊富に掲載されています。
現地の写真もたくさん載っています。
細密画研究の貴重な資料となりそうです。