香港　旅行 ガイドブック、ガイド本、紀行,書籍,DVDの紹介、安売り価格

日本、そして自分に可能性を感じられる一冊。　評価：

最近「海外に出ろ」というジャンルの本には、「日本の経済は危機に瀕しているから海外に出ろ！」というﾃﾞｰﾀ中心の評論家目線の本や、「海外でこんなにｴｷｻｲﾃｨﾝｸﾞな経験をした！」というﾊﾞｯｸﾊﾟｰｯｶｰの冒険野郎の本が多いが、本書はそれらとは一線を画している。
本書では冒険投資家（実業家？）である著者が行ってきたﾋﾞｼﾞﾈｽ、投資を通じて得た経験、価値観、考え方が話し言葉調で読みやすく書かれており、新興国の成長のﾀﾞｲﾅﾐｯｸｽさやそれを目の当たりにするワクワク感。
そして、日本企業の出遅れ感というものがリアルに感じ取れる。

「百聞は一見に如かず」　もっと気楽にいこう！　評価：

いつからだろう。
失敗することが日本で悪と見なされるようになったのは。
失敗しないことほど簡単なことはない。
何も挑戦しなければよいのだから。
でもそれでよいのだろうか？著者は自ら世界に飛び込んで新しい世界を切り開いている。
挑戦するからこそその対価として世界各国に友人を作ることができた。
当然危険な目に遭ったり嫌なことに巻き込まれたりすることもあるがそれ以上に得られるものがあるから行くのだ。
著者は日本が好きだ。
新興国に行けば日本が尊敬されている現実がわかる。

マニアックで面白い！　評価：

ありきたりの香港観光案内ではなく、結構ディープに掘り下げて紹介している事に非常に好感が持てる。
今まで紹介されていない場所やお店や内容や項目を掘り下げてあり、とても楽しめた。
著者が香港在住時と当方の香港在住（11年）時期が重なっており、何処か（火鍋屋）で遭っているかもしれない。
当方からすれば他の方の書評がチョッと信じられない。
当方は本書は初心者のみならず、リピータを含めた香港大好き人間向けと判断する。
著者は他のガイドブックも十分に意識して、本書の内容を取り上げていると思う。
他書と比べてみると違いは一目瞭然である。

お手軽エキゾチック経験を望む香港ビギナー向けの一冊　評価：

本書掲載の内容は、香港ビギナーには「変わった経験」「珍しい店」と一見思われるだろう。
しかし、その実は、この著者が好きな人とか、リピーターなら、経験まではせずとも、知っている話が多い。
というか、文章量は別にするなら、過半の内容は「地球の歩き方」でも触れている程度のネタとしてはありふれたもの。
「なりきり」というタイトルのとおり、お手軽なエキゾチック・トラベラー気分を与えてくれるガイドブックとしては良いものだろう。
しかし、そういう気持ちがないと、本書を使う部分は少ないということは、覚えておくべきだろう。
それと、そうしたビギナーの方に敢えてお伝えするなら、本書で紹介される経験は、must itemではないということ。

韓国のアイドル作りを知る本　評価：

KARAとか東方神起とか少女時代とか、韓流アイドルグループが日本でも大人気ですが、それらのK-POPについて、どのように作られているのか、などを詳しく紹介した本。
その内容に興味があったので読みましたが、著者の知識や取材も詳しく、文も読みやすいし、おもしろい内容でした。
著者は、韓国とか台湾とか香港とかのアジアが好きな人と思われ、韓国文化芸能を評価していますが、その分逆に、日本の｢内向きさ｣にダメ出ししています。
しかし、そもそも内向きでビジネスしてるからダメというものではなく、いいとか悪いとかではないので、特に競争のように日本と韓国を比較する必要はないですし、韓国と比較するために、｢韓国は常にアップデートを求めるが、それに対して日本は変わらないものを求める｣などとまとめていくのも無理な感じで(例外は多数存在するので)、日本の芸能界やスポンサー、歌手などは在日の人も多いし、韓流ブームの仕掛け人も日本企業だし韓国芸能界の｢進みっぷり｣は、契約や印税、著作権などの整備を後回しにしているからですが、本全体を通して著者の勉強ぶりや韓国への愛情が感じられるし、韓国芸能界アイドル界についてためになる一冊でした。

ディープな香港の食の世界へ　評価：

食材紹介が主体なのですが、それにとどまらず、エピソード、調理法など含めてかかれていて、読んでいて楽しく、かつ、参考になります。
どうやって作るのかとか、どうやって食べるのか？！と思っていた謎がいろいろ氷解してうれしい限りです。
入手可能な場所もかかれています。
香港食材に興味おもちの方には、強くオススメできます。